食紅の原料は?安全性は?体に悪い?

エンタメ

料理に色を付けるときに使う
食紅(しょくべに)

お菓子や練り物製品によく使われています。

正直、見栄えのみに使うものなので
不要だとする声も一定数あります。

食紅の原料は何からできているのか?
安全性は大丈夫なのか?
体に悪い、危険なものなのかどうか?
を解説していきます。

スポンサーリンク

食紅とは

食品に赤い色をつけるための色素
と定義されていますが
赤に限らず色んな食用色素のことを指します。

スポンサーリンク

食紅の原料は?

商品のパッケージに原材料名が記載されていますが
一般的な食用色素の赤の商品だと

食品添加物 着色料製剤赤色:食用赤色102号 15.0%、デキストリン85.0%

の表記となっています。
これだけだと原料が何か全く分からないですよね・・・

食紅に使われる原料には

・人工合成素材
・天然素材

大きく分けて2種類に分類されます。

人工合成素材は、赤OO号と表記されているものになるのですが、
その原料は、なんとタール色素というものです。

コールタールという石炭を加工して得られる副産物で作られています。

天然素材の食紅は、主に花から抽出しています。
赤色は食紅、黄色はクチナシの果実、青色はクチナシを発酵させた果実
などになります。

また、花だけでなく虫からも抽出するものがあります。
カイガラムシの一種でコチニールと呼ばれる虫ですが
コチニール色素と呼ばれ、多くの食品に使用されてきました。

サボテンなどに寄生する虫で潰すと赤い体液が出てきます。

天然着色料と謳われ、イメージ的には合成着色料より
いいイメージではありますが、実際は虫を潰したものなので
消費者からすると口に入れるものなので気持ちが悪いですよね。

そのため、今ではあまり使用されてない原料となります。
天然着色料だからいいって訳でもなさそうです。

 

スポンサーリンク

食紅の致死量!?人体に悪影響は?安全性は?

タールが原料となってる人工着色料って
体に悪いイメージですよね?

タール摂取による推定致死量は200g〜300gと言われていて
一気にこの量を取ることはあり得ないので
安全性は高いと言われています。

なので食紅の致死量も200g~300gではないかと思われます。
きっと試した人がいないので推定となるので定かではありません。

危険な可能性がある人工合成素材

 

発癌性があると言われているのが

・104号
・105号
・106号

アレルギーを誘発する恐れがあると言われているのが

・40号
・102号

となります。

また、日本では食用として使用が可能ですが
北欧で禁止されているタール色素としては

赤色
・2号
・3号
・102号
・104号
・105号
・106号

黄色
・4号
・5号

緑色
・3号

青色
・1号
・2号

となります。

北欧で禁止されている理由としては

・食べ物に必要不可欠ではない
・アレルギー問題がある

特に、色んなアレルギーに反応する人は
年々増えていってますから
体に良くないものは控えていきたいですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました