新海誠監督の人気に火をつけたと言っても過言ではない映画「君の名は。」ですが、本作は声優や音楽、映像美に力を入れた作品でも有名ですね。
映画のその後にあたる小説が販売されたり聖地巡礼が行われたりと、その人気は映画公開後も根強く残っています。
劇中に数回流れる歌も印象的ですが今回はその主題歌、歌っているアーティストについてみていきたいと思います！
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映画「君の名は。」の主題歌
この映画の主題歌なんですが、なんと４曲もあるんです！
その４曲とは
「夢灯籠」
「前前前世」
「スパークル」
「なんでもないや」
です。
４曲全部が主題歌ってすごいですよね！
少し調べたのですがそのような映画はなかなか無いようですね。
これら曲は全て映画のサウンドトラックアルバムの「君の名は。」に収録されています。
アルバムはオリコン週間チャートで2週連続1位を獲得してロングヒットを記録しました。
４曲の主題歌ですがそのどれもが特徴を持って劇中でそれぞれシーンを盛り上げてくれるので映画を見た方は印象的だったと思います。
どんな曲か見てみましょう。
「夢灯籠」
[youtube]
この曲は映画の冒頭でオープニングテーマとして使用されました。
不思議な音から入ってギターのアルペジオと優しい歌声から始まるのですが、途中からの疾走感が何かが始まることを予感させるようなオープニングにふさわしい一曲になっています。
「前前前世」
[youtube]
この曲は映画のC Mでも使われていたので皆さんの耳にもよく残っているかもしれないですね。
はじめからリズムのいいギターとドラムでテンションが上がるような物語の展開が広がっていくようなそんな一曲です。
「スパークル」
[youtube]
この曲も映画のC Mで使われていましたね。優しいピアノの音から始まってそれでもなお最後の方には力強さを感じられる物語終盤に欠かせない一曲になっています。
「なんでもないや」
[youtube]
この曲は劇中エンディングとして使用されました。
曲の入りはボーカルのみで、優しい声に包まれたかと思うとワンコーラスの後に楽器隊が入ってきてこの映画の締めくくりを飾ってくれます。
まだ映画を見てない方は是非映画の中で聴いてほしいですね！
映画「君の名は。」の主題歌は誰が歌ってるの？
劇中に4回出てくる主題歌ですがRADWIMPSが歌っています。
そしてなんとビックリ！
劇中の音楽も全てRADWIMPSが担当しているんです！
新海誠監督のオファーで実現したのですが、それはすごいこだわりで映像と音楽を絶妙にマッチさせるために劇中とCDでは曲の構成や長さが少し違うのです！
ここでRADWIMPSについて見ていきましょう！
RADWIMPSは2001年から活動している4人組のロックバンドです。
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メンバーは
野田 洋次郎（のだ ようじろう）
桑原 彰（くわはら あきら）
武田 祐介（たけだ ゆうすけ）
山口 智史（やまぐち さとし）
ですが、
現在山口さんは無期限の休養中で、活動はサポートメンバーを入れてされてますね。
ライブ活動も盛んにしていて2015年からは海外ツアーもしています。
東日本大震災の際には、3日後の2011年３月14日に被災地へのメッセージと義援金を募る特設サイトを開設して、毎年３月11日にはYouTubeで新曲を公開しています。（2017年以外）
いろんなところともタイアップしていて、映画「君の名は。」以外にも
コカ・コーラ飲料ブランド アクエリアス・・・「サイハテアイニ」
ドラマ「フランケンシュタインの恋」・・・「棒人間」
映画「空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎」・・・「Mountain Top」
など様々なところで活躍しています。
今後もたくさんの活躍、期待したいですね！
映画「君の名は。」の主題歌の歌詞は？
歌詞についても少し見ていきましょう！
[box class=”box32″ title=”夢灯籠”]
あぁ このまま僕たちの声が 世界の端っこまで消えることなく
届いたりしたらいいのにな
そしたらねぇ 二人で どんな言葉を放とう
消えることない約束を 二人で「せーの」で 言おう
あぁ「願ったらなにがしかが叶う」
その言葉の眼をもう見れなくなったのは
一体いつからだろうか なにゆえだろうか
あぁ 雨の止むまさにその切れ間と 虹の出発点 終点と
この命果てる場所に何かがあるって いつも言い張っていた
いつか行こう 全生命も未到 未開拓の
感情にハイタッチして 時間にキスを
５次元にからかわれて それでも君をみるよ
また「はじめまして」の合図を 決めよう
君の名を 今追いかけるよ
【引用：J-Lyric.net】
[/box]
「未開拓の感情にハイタッチ」や「時間にキスを」など不思議な感じの比喩が魅力的ですよね。
この歌詞は初めて映画を見た人はちょっと困惑するかもしれませんね。
私はここの歌詞は二回目見た時に意味があるものだと思ったりもするのですが、人によって感じ方はさまざまかもしれません。
[box class=”box32″ title=”前前前世（movie ver）”]
やっと眼を覚ましたかい それなのになぜ眼も合わせやしないんだい？
「遅いよ」と怒る君 これでもやれるだけ飛ばしてきたんだよ
心が身体を追い越してきたんだよ
君の髪や瞳だけで胸が痛いよ
同じ時を吸いこんで離したくないよ
遥か昔から知る その声に
生まれてはじめて 何を言えばいい？
君の前前前世から僕は 君を探しはじめたよ
そのぶきっちょな笑い方をめがけて やってきたんだよ
君が全然全部なくなって チリヂリになったって
もう迷わない また１から探しはじめるさ
むしろ０から また宇宙をはじめてみようか
どっから話すかな 君が眠っていた間のストーリー
何億 何光年分の物語を語りにきたんだよ けどいざその姿この眼に映すと
君も知らぬ君とジャレて 戯れたいよ
君の消えぬ痛みまで愛してみたいよ
銀河何個分かの 果てに出逢えた
その手を壊さずに どう握ったならいい？
君の前前前世から僕は 君を探しはじめたよ
その騒がしい声と涙をめがけ やってきたんだよ
そんな革命前夜の僕らを誰が止めるというんだろう
もう迷わない 君のハートに旗を立てるよ
君は僕から諦め方を 奪い取ったの
前前前世から僕は 君を探しはじめたよ
そのぶきっちょな笑い方をめがけて やってきたんだよ
君が全然全部なくなって チリヂリになったって
もう迷わない また１から探しはじめるさ
何光年でも この歌を口ずさみながら
【引用：J-Lyric.net】
[/box]
どんなところにいても いつの時代にいてもお互い惹かれあっている
どんな障害があろうとどれだけ遠くてもずっと一緒にいるよ。
ということなのかなと思います。
すごいまっすぐな歌詞ですね！
[box class=”box32″ title=”スパークル（movie ver）”]
まだこの世界は 僕を飼いならしてたいみたいだ
望み通りいいだろう 美しくもがくよ
互いの砂時計 眺めながらキスをしようよ
「さよなら」から一番 遠い 場所で待ち合わせよう
辞書にある言葉で 出来上がった世界を憎んだ
万華鏡の中で 八月のある朝
君は僕の前で ハニかんでは澄ましてみせた
この世界の教科書のような笑顔で
ついに時はきた 昨日までは序章の序章で
飛ばし読みでいいから ここからが僕だよ
経験と知識と カビの生えかかった勇気を持って
いまだかつてないスピードで 君のもとへダイブを
まどろみの中で 生温いコーラに
ここでないどこかを 夢見たよ
教室の窓の外に
電車に揺られ 運ばれる朝に
愛し方さえも 君の匂いがした
歩き方さえも その笑い声がした
いつか消えてなくなる 君のすべてを
この眼に焼き付けておくことは
もう権利なんかじゃない 義務だと思うんだ
運命だとか未来とかって 言葉がどれだけ手を
伸ばそうと届かない 場所で僕ら恋をする
時計の針も二人を 横目に見ながら進む
そんな世界を二人で 一生 いや、何章でも
生き抜いていこう
【引用：J-Lyric.net】
[/box]
の世の理よりも強い何か特別な力で引き合っている
この曲もどんなことがあろうと二人は繋がっていることを歌っているような気がします。
[box class=”box32″ title=”なんでもないや（movie ver）”]
二人の間 通り過ぎた風は どこから寂しさを運んできたの
泣いたりしたそのあとの空は やけに透き通っていたりしたんだ
いつもは尖ってた父の言葉が 今日は暖かく感じました
優しさも笑顔も夢の語り方も 知らなくて全部 君を真似たよ
もう少しだけでいい あと少しだけでいい もう少しだけでいいから
もう少しだけでいい あと少しだけでいい もう少しだけ くっついていようか
僕らタイムフライヤー 時を駆け上がるクライマー
時のかくれんぼ はぐれっこはもういやなんだ
嬉しくて泣くのは 悲しくて笑うのは
君の心が 君を追い越したんだよ
星にまで願って 手にいれたオモチャも 部屋の隅っこに今 転がってる
叶えたい夢も 今日で100個できたよ たった一つといつか 交換こしよう
いつもは喋らないあの子に今日は 放課後「また明日」と声をかけた
慣れないこともたまにならいいね 特にあなたが 隣にいたら
もう少しだけでいい あと少しだけでいい もう少しだけでいいから
もう少しだけでいい あと少しだけでいい もう少しだけ くっついていようよ
僕らタイムフライヤー 君を知っていたんだ
僕が 僕の名前を 覚えるよりずっと前に
君のいない 世界にも 何かの意味はきっとあって
でも君のいない 世界など 夏休みのない 八月のよう
君のいない 世界など 笑うことない サンタのよう
君のいない 世界など
僕らタイムフライヤー 時を駆け上がるクライマー
時のかくれんぼ はぐれっこはもういやなんだ
なんでもないや やっばりなんでもないや
今から行くよ
僕らタイムフライヤー 時を駆け上がるクライマー
時のかくれんぼ はぐれっこ はもういいよ
君は派手なクライヤー その涙 止めてみたいな
だけど 君は拒んだ 零れるままの涙を見てわかった
嬉くて泣くのは 悲しくて 笑うのは
僕の心が 僕を追い越したんだよ
【引用：J-Lyric.net】
[/box]
君がいなくても生きていかなきゃならないけど
それでも君がいないなんて考えられなくて
そんな気持ちが歌われていますね。
どの曲もそうですが、すごい真っ直ぐなラブソングだと思います。
ほかにもいろいろ考察ポイントがあるのでぜひ自分の耳で聞いて感じてみてほしいです。
まとめ
映画「君の名は。」の主題歌、歌っているアーティストについて見てきましたが、いかがでしたでしょうが？
４曲の主題歌がそれぞれたくさんの魅力がありました。
そして楽曲を手がけたRADWIMPSも調べれば調べるほどに魅力的なグループです。
映画の中の一曲としても、それぞれの曲で聞いてもなかなか面白いので、その違いなどを感じながら皆さんにも楽しんでもらえたらなと思います。
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