映画「タイタニック」の最後!3つのエンディングのあらすじ

タイタニック映画

映画「タイタニック」の最後であるエンディングには、3つのシナリオが用意されていたのをご存知ですか?

タイタニックは実話を元に描かれた映画となりますが、監督のジェームズ・キャメロンが執心するあまり3つのエンディングを作っていました。

「タイタニック」の最後のエンディング部分についてまとめました。

 

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映画「タイタニック」の最後!3つのエンディングとは

 

映画「タイタニック」の最後は3つのエンディングシナリオが存在しています。

・劇場公開バージョン
・ロング・バージョン
・オリジナル・バージョン

の3パターンとなります。

 

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映画「タイタニック」3つのエンディングのあらすじ

 

[box class=”box32″ title=”劇場公開バージョン”]

海に投げ出された1500人のうち6人しか助からなかったこと
付近にいた20隻の救命ボートの1隻だけしか助けに来なかったこと
遭難信号を受信したカルパチア号に助けられたこと
そのままアメリカに渡ったこと

 

を語り、
「ジャックのことは今まで誰にも話さなかったの」
「主人にもね」
「女って海のように秘密を秘めてるの」
「ジャックは私の心の中に生き続けてるの」
と続けます。

 

ブロックがローズに同伴した孫娘リジー(スージー・エイミス)に
「3年間、おれの頭はタイタニックのことで一杯だった」
「でも何ひとつ分かってなかった」
と語り、夜の海に目をやるシーンとなります。。

 

場面は調査船の船尾に変わり、柵を登る老いたローズが、沈没から84年間にわたって隠し持っていた“青き海の心”をタイタニック号が沈む海へと投げ入れ、万感の想いを込めた表情を浮かべる。
そして、あの涙なしには観られないラスト・シーンへと繋がっていく。

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[box class=”box32″ title=”ロング・バージョン”]

基本的に、劇場公開バージョンと変わらない構成となりますが、盛り込まれているものが多くて長めになっています。

 

タイタニック号の所有者としての責任を放棄して早々と救命ボートに乗り込んで救助を待つ実業家ジョセフ・ブルース・イズメイ(ジョナサン・ハイド)、必死に転覆したボートにつかまる人々、夜明けと共に現れるカルパチア号、その甲板を歩くイズメイに憎しみと蔑みの目を向けるタイタニック号の乗客たち。
そうした助かった者の姿に加え、老いたローズからは助かったものの後に自殺したキャルの家族たちの末路まで語られます。

 

キャメロンは
「その後ローズや他の人々がどうなったか、おのおのの物語に決着をつけたいと思っていた」
「画面に直接出さなくても暗示ぐらいはしたい」
「だが、作品のペースを考えてカットした」
と、このバージョンを作ったものの採用しなかった理由を語っています。

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[box class=”box32″ title=”オリジナル・バージョン”]

オリジナル・バージョンではキャメロン曰く
「“元々の脚本ではこうだった”というエンディングを撮影したもの」
で、回想を終えたローズの語りから潜水艇のショットまでは劇場公開版と同じ。

 

そこからは劇場公開バージョンとロング・バージョンと大ではきく異なった展開になります。

 

調査船の甲板で語り合うブロックとリジーが船尾の柵を登るローズを見つけて、慌てて駆け寄り、彼女が“青き海の心”を隠し持っていたこと、それを海に投げ入れようとしていたのを知ってブロックは驚きます。
騒ぎを聞いて人々が集まるなか、ダイヤを捨てるのをやめるよう迫るブロックに
「今やっとあるべき場所へ戻せる」
「宝物は沈没船にはないのよ」
「大切なのは人生そのもの、1日1日が宝物なの」
と説き、彼に“青き海の心”を握らせてから海に投げ入れる。

 

ローズの言葉と手にしたダイヤの重みを通して“気づき”を得たブロックは笑い出し、目の前にいるリジーを女性として意識してダンスに誘う。
ふたりを眺めてローズが微笑み、ラスト・シーンへ繋がる。

 

キャメロンは、ブロックの“気づき”について
「海底に沈んだタイタニック号は悲劇の舞台であり、聖地のような場所だから、宝探しで一発当てようという自分は場違いな存在だ」
「大切なのは物質的な富ではない」
「金儲けばかり考えては幸せになれないんだ」
といったものだと説明しています。

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タイタニックの最後!エンディングの感想

 

 

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